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鎌倉の仏教・キリスト教有志による祈りの集い「平和の祈り」の開催報告

2023年2月24日

ウクライナ侵攻から一年がたったことを機縁に 令和5年2月23日 当山安国論寺の本堂において 鎌倉の日蓮宗 時宗 天台宗 臨済宗 キリスト教の有志により世界平和と戦争犠牲者を追悼する平和の祈りの集いを開催いたしました

堂内には 関係する宗教者のほか多くの参拝者がご列席され 午前10時より粛々と執り行いました

清泉小学校(鎌倉市雪ノ下)よりお借りしたウクライナの「キエフ」から渡ってきたとされるイコン画(聖母マリアとイエス・キリスト)もお祀りし カトリック・メリノール宣教会のシスター キャサリンの開会の辞で集いが始まりました

シスター キャサリンは冒頭 先日行われたミサの後で「ロシアはなぜこんな大きな国なのに小さな国が欲しいの?」との疑問をある少女から投げかけられたというやり取りを披露 そして当山住職の平井智親上人を筆頭に 河野淳胤 上人(時宗 光照寺 副住職)静川慈祐 上人(天台宗 杉本寺 副住職)山名田紹山 上人(臨済宗 禅居院 住職)が それぞれの宗派に則り平和の祈りを捧げました キリスト教式の祈りでは ウクライナから移住されたサーシャ・カブチュクさんがウクライナの戦況をお話しされた後 聖書を鎌倉栄光教会の白井献牧師(プロテスタント)と一緒に日本語とウクライナ語で朗読されました そして世界の平和と犠牲となった方々のために1分間の黙とうを行い 当山住職の閉会の辞で終了となりました

今回の祈りが ウクライナ・ロシアのみならず アフガニスタン シリア イラクなど世界各地で起きている紛争の早期終結 そして一日も早い和平と人々の安寧に向けての鎌倉からの願いとしてすべての人々の心に届きますように