秋季彼岸会 松葉ヶ谷御法難会並びに御会式のご案内
2025年9月1日
合掌
秋季彼岸会の法要を左記の通り執り行います 彼岸とは 向こう岸(悟りの世界)に到るために 春分秋分の日を中心とした一週間に 六波羅蜜の修行に励む期間とされています 宗祖日蓮聖人はお題目を信仰し修行することによって六波羅蜜の修行の代わりとなり 最終目的である悟りへと到達できると教えられております また 昼と夜の長さが同じことから この世とあの世が近付くとされ 特に亡くなった家族の供養をする時ともされています 彼岸会は お題目の修行により 自分の功徳となるだけではなく 亡くなった家族のための供養ともなる法要です 是非御参詣ください
松葉ヶ谷法難については 当山開山の日蓮聖人は 法難即ち迫害に最も遭われた宗祖と言えます ご生涯で命に係わる大難に四度遭われておりますが その最初のものを松葉ヶ谷の法難といい 文応元(一二六〇)年八月二十七日に当山に於いてでした 日蓮聖人が その前月に『立正安国論』を幕府に提出されたことを糾弾してのことでした 宗祖のご苦労を偲んで行う松葉ヶ谷法難会は 今年は七百六十六回目となります
また 宗祖は弘安五(一二八二)年十月十三日に 池上宗仲公の屋敷(現在の大本山池上本門寺)において御入滅されました 日蓮聖人のご命日の法要を 御会式と呼びますが 本年は第七百四十四遠忌の御会式となります
松葉ヶ谷御法難会と御会式を兼修して今年も左記の通り奉行致します 皆様のご家庭で言えば 大先祖にあたる日蓮聖人のご苦労を偲び 報恩謝徳の誠を捧げるための大事な法要です 奮ってご参拝下さいますようご案内申し上げます 例年通り ご参拝の各家には お札と供物(赤飯)を用意しております
尚 このような重要な法要後には 観音堂にて茶菓の接待を行っております 多くの方にお立ち寄り頂き 皆様と気軽に色々なお話ができる機会として とても大切に思っております 時には お寺のことに関するご質問等も頂き お答えしております 是非ご参加下さい 是非ご聴聞下さい
再 拝
秋季彼岸法要:日時 9月23日(火)午後2時より
彼岸会塔婆供養料 金 三千円 / 彼岸会ご回向料 ご志納
松葉ヶ谷法難会並びに御会式:日時 9月27日(土)午後2時より
宗祖日蓮聖人報恩塔婆供養料 金 三千円 / お会式ご回向料 ご志納
- 参拝並びにお塔婆は 檀信徒様宛にご郵送した松葉ヶ谷便りと同封の申込用紙で 9月7日(日)までにお申し込み下さい
- 法要には 行衣 肩章(檀信徒用輪袈裟) 数珠 お経本等お持ちの方はご持参下さい
- 当日お手伝い下さる方を探しております お手伝い頂ける方は 事前にお寺にお知らせ下さい